毎月15日に何があるかご存知ですか。葵祭は毎月はありませんね。
スーパーのポイント3倍の日でもありません。
そう、「百万遍さんの手つくり市」のある日なのです。
1987年4月15日に当初の出店6、7店から始まり、今ではおよそ450店の出店があるそうです。
本当にその数のお店が出ているのか、お時間のある方は一度数えてみてください。
来場者も毎回1万人以上あるようです。
場所:京都市左京区の百万遍の交差点を東入る 「百万遍知恩寺」の境内にて
時間:8時〜16時 中雨決行
行きかた:京都駅より市バス17号 銀閣寺–錦林車庫行きに乗り 百万遍(ひゃくまんべん)
下車、交差点を東入る。徒歩2〜5分(歩幅による)。京都駅から約28分、220円。
※ 間違って、知恩院に行かないようにお願いします。
主旨:素人さんが創った手づくりの作品を発表する場。手づくりでない物や、よそで仕入れて
きたものなどは出店できないとのことです。ごはん類、焼そば、たこ焼き、お好み焼きなどの現場調理のものも禁止です。
5月15日は、ちょうど葵祭の日でしたので、とっても混み合うだろうと思い、時間をずらして
午後2時半頃に行ってみたのですが、まだまだたくさんの人が来られていました。
アクセサリー、バッグ、小物入れ、陶器、木製品、衣類、植物、ガラス製品などなどがありました。
詳しくお知りになりたい方は、「百万遍さんの手づくり市」で主催者のホームページを検索。
立ったまま一生懸命編み物をしている売り子さんもおられました。お客様の気をひく新手の手法かもしれません。
歩き回っていると、コーヒーソーダ(アイスコーヒーのソーダ割り)を300円で売っている出店がありました。その前で、女性2人が、これおいしいわぁ、といいながら飲んでおられました。「さくら」と違いますから、とおっしゃいますし、さくらの季節も終わっていますので、わたくしも試してみました。そこそこ美味でした。
マスターによると、ソーダの配分がむずかしいんで、うっかりするとソーダが勝ってしまってコーヒー本来の味がしなくなるのだそうです。
ある出店では外人女性が手づくり地下足袋をじっくり品定めしていました。忍者になるつもり?この市の主旨のせいか、「いらっしゃいませ〜!」などの呼び込みの声が聞こえません。
見ていてもお店の方のプレッシャーもあまり感じませんので、気兼ねなくゆっくり見て回れます。15日に京都に来られていましたら、銀閣寺に行くついでにでも寄ってみると結構楽しめますよ。
(上)知恩寺門前風景。入り口は今出川通に面しています。向かいは京都大学。
(中)午後3時頃ですが、まだまだ混み合っています。市は16時頃まで。
(下)似顔絵を描いてもらっているかわいらしい女の子(自称、女の子ではなくて)
コメントを残す