毎日猛暑日が続いていますが皆様お元気でいらっしゃいますか?夏バテは大丈夫ですか?心配いたしております。
さて、もうすぐお盆を迎え、ここ京都ではお盆に帰ってきた精霊を再びあの世に送り出す夏の風物詩であり夏のイベント「五山送り火」が今月16日にあります。
恋愛成就のパワースポット
五山送り火が終わるとともに夏も終わりを告げます。そして秋へ・・・秋の京都もとても美しく見所が満載でありますが、今日は最近よく耳にする、元気、勇気、エネルギーを頂ける『パワースポット』をご紹介します
恋愛成就のパワースポットとして縁結びの神社「地主神社(じしゅじんじゃ)」を紹介してみたいと思います。
地主神社といえば、やはり「恋占いの石」
地主神社といえば、やはり「恋占いの石」。10メートルほど離れて2つの石があり、目を閉じて石から石へたどり着けば恋が成就、何度もかかるとなかなか恋が進展しなくて、友達の声に誘導されてたどり着けば、友達の助けで成就すると言われており、若い女性やカップルさんに大人気の知る人ぞ知る隠れた恋占いの神社です。そして、この地主神社に祀られている神様のひとつに「おかげ明神」があり、どんな願い事でもひとつだけなら必ず「おかげ(ご利益)」が頂けるという神様で、おかげ明神の後方には、ご神木である「いのり杉」が立っています。「いのり杉」は別名「のろい杉」とも言われており、江戸時代には多くの女性たちが「丑の刻参り(うしのときまいり)」を行っていました。
当時から現在まで伝わる「丑の刻参り」は、丑の刻に藁人形を五寸釘でご神木に打ちつけて、相手を呪うというもので多くの女性たちが願掛けに訪れ、現在でもその釘跡が無数に残っています。
かつて「のろい杉」と呼ばれた「いのり杉」は現在も地主神社を訪れる女性たちを見守り、悪縁を断ち、良縁の「おかげ」が頂ける、良いご縁へと導いて下さってると言われています
地主神社は清水寺の清水の舞台を出て直ぐ左手にあります。縁結びの神様、大国主命(おおくにぬしのみこと)を主祭神とし、大国主命は因幡の白兎を助けた心の優しいご利益のある神様として広く知られ、その父は八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し助けた素戔鳴尊(すさのおのみこと)、母はそのときに助けられた奇稲田姫命(くしなだひめ)。恋占いの石も縄文時代のものと判明していて、太古からのパワーが漲ってるのでしょうか、実際恋愛を成就され、御礼参りに訪れる方もかなり多いとのことで、パワースポットとされるのも納得ですね
最後に、実のところ私が京都のパワースポットを皆さんにご紹介できるだけの知識や情報を持ち合わせておらず、唯一この神社しか知らないのです。
ただ私はいつも夢と希望を持って生きており、それが私の元気、勇気、エネルギーとなっているのです。何が夢で何が希望かは皆さんにご紹介できるだけの具体的なものはありませんが、「人生は一回限り。イヤな気持ちで過ごしても一日は一日。なら一日一日を楽しく豊かに大切に生きよう。一回限りの人生を元気に有意義に生きよう」と自分に言い聞かせ、自分から元気を貰っているのです。
私の前回のブログにも書きましたが、毎日お客様との触れ合いを大切にし、自分からの他、お客様から沢山の「元気と勇気」を頂いている私です。
お盆に迎えた精霊を再び冥途に送り出す五山送り火・・・私事で恐縮ですが、昨年末に最愛の母を亡くし、あいにく今年は送り火を見る事が出来ませんでしたが、心静かに母を送っていまた・・・
今年見れなかった皆さんには是非見て頂き、精霊「先祖の魂」を冥途に送ってあげて下さいね
晴明神社
さて、千年の都といわれるここ京都・・・桓武天皇は都造りに理想的な土地探しに力を注ぎ、
天皇周辺に人知を超える力を持つ人々が居たことから彼らを重用し、その彼らは「陰陽師(おんみょうじ)」と呼ばれ、陰陽師とは古代中国の陰陽五行説に基づいて自然界のすべての現象を、陰・陽の二気と木火土金水の五行の変化の組み合わせで説明し、天文、暦数を扱って吉凶を占い、凶事を避けるために様々な術を使う専門家であり、彼らが都として最も理想的な地であると判断したのが京都盆地だったと記されています。
陰陽師と聞けば安倍晴明(あべのせいめい)は有名ですよね。
鬼封じの力を持ち、陰陽師の中でも一番評判の高かった安倍晴明。晴明などの陰陽師たちが「式神」という鬼気だった面をした精霊を自在に操り、晴明はこの「式神」に屋敷の門の開閉までさせ、その式神は晴明神社から1分ほどのところにある一条戻橋に居着いていて、その一条戻橋は渡辺綱(わたなべのつな)が鬼の腕を斬った鬼退治や鬼女伝説、鬼の出没する魔場所として平安時代から恐れられていた戻橋。
秀吉の時代には秀吉が千利休に切腹を命じ、利休の木像を磔け、千利休の生首を晒した・・・、そんな多くのいわれを持つ橋でありますが、今ではサスペンスドラマでもよく使われていますよね。
魔界との接点の鬼門にあたる東北の方角に住み、邪気の通り道である鬼門に住むことによって都を守っていた陰陽師安倍晴明。
そんな安倍晴明の屋敷跡を神社とした「晴明神社」は9月23日に神社のお祭りが行われ、このお祭りの日のみ式神の姿が描かれた珍しい掛け軸が公開されます。
今も都として存在し続けている古都京都を平安京の始点から京都を巡るのもいかがでしょうか?
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