伏見のおすすめスポット|酒蔵と歴史ある水辺の美しいコースを巡る十石舟

桜が満開だった過日に「龍馬が愛した港町、酒蔵の町、京都伏見」へ行ってきました。
ずいぶんと久しぶりに行ったのですが、以前に比べて観光客が多く、龍馬人気で混雑は予測はしていたものの、あまりの多さにびっくり! 坂本龍馬伝説には欠く事のできない寺田屋は特に多くの人で賑わっていて、狭い庭の中にも常に人で満杯状態でした。
寺田屋は三十石船に乗る人々が利用した船宿で、宿のすぐ目の前にある寺田屋浜は大坂八軒家(大阪市中央区)まで舟運で結ばれていて、龍馬も入洛の折などにこの三十石船をおおいに利用し、また寺田家は薩摩藩の定宿であったことから、藩邸と連絡を取るために龍馬も常連客となっていました。その寺田屋を取り囲む不穏な気配を入浴中のお龍(後に妻となる恋人)が察知し、風呂場から裸同然の姿のまま二階へ駆け上がり、迫り来る危機を龍馬達に知らせ、龍馬は銃で反撃しながら、ふたりは二階の窓から屋根伝いに逃げることができたのでした。この襲撃により龍馬は左手親指を負傷、その傷は思いのほか深く、その後もお龍の取り計らいによって龍馬を無事救出、西郷隆盛の斡旋により祖国寺二本松藩邸に移り、約一ヶ月匿われ、傷を癒すため、西郷隆盛のすすめもあり、お龍をともない三十石船に乗って、薩摩の霧島へと淀川を下って行ったと資料には書かれています。
酒蔵と歴史ある水辺の美しいコースを巡る十石舟も運航していて、心地よい風に吹かれながら酒造や柳並木などの景色が楽しめますよ。また夏の催しに8月1日〜22日までは夕涼みライトアップ運航など、酒造の黄桜や月桂冠、酒蔵を利用した食事処も風情があり、お酒に合う料理は味も良し・・・おすすめスポットですよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です