京都のイベントをお教えします|見逃し厳禁の歳時記

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予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

京都の除夜の鐘

あと3日で大晦日となりますが大晦日と言えば除夜の鐘、除夜の鐘と言えばゆく年くる年で有名な知恩院大鐘ではないでしょうか。その知恩院大鐘の試し撞きが昨日行われました。可能な限り毎年訪れておりますが、昨日は雨天模様だった為断念しました。昨年の画像とはなりますが知恩院大鐘の試し撞きをご紹介させて頂きます。

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大晦日本番は108回撞きますが、試し撞きでは約50回ほど撞きます。撞くたびに重低音が響きます。

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所で、京都では一般の方々が参加出来る除夜の鐘が多く、人気寺院(清水寺・高台寺・平等院・・)は大変な賑わいとなります。その中で私のお勧めは方広寺です。豊臣滅亡のきっかけとなった大鐘で、知恩院の大鐘より重く日本一の大鐘となっております。普段は閑散としている方広寺ですが、さすがに大晦日だけは多くの方々がお起こしになります。開始2時間前に並べばほぼ大鐘を撞く事が出来ます。画像は昨年の方広寺大鐘です。

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除夜の鐘を撞く事が出来る寺院一覧(URL)を添付致します。尚、知恩院は見学だけ、嵯峨野大覚寺は本年より除夜の鐘を実施しないと発表されております。ご注意下さいませ。

初詣で賑わう伏見稲荷大社

本年も古都京都の様々な様子を画像にてご紹介させて頂こうと考えております。宜しくお願い致します。では平成29年最初のブログ投稿ですが、初詣で賑わっております伏見稲荷大社をご紹介させて頂きます。

 

元日午後1時ごろの伏見稲荷大社ですが、手前の商店街から既に身動きの取れない状況でした。

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やっと表参道へ。

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結局、京阪電車伏見稲荷駅から楼門まで来るのに約40分(通常なら5分)もかかりました。楼門から見た表参道です。

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ここからがまた大変です、正殿に上がる階段が凄い事になっています。

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正殿での参拝はあきらめ千本鳥居の入口がある末社へ。

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千本鳥居へ。

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千本鳥居を抜けるとあるのが奥社です。

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奥社で有名なのが「おもかる石」です。願をかけて石灯籠の擬宝珠(ぎぼし)を持ち上げ、自分の予想より軽ければ願いが叶い、重たければ叶い難いと云われています。

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さらに奥へ、奥社を抜けると混雑はかなり緩和されます。

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この辺りから目立つのが「お塚」です。これらのお塚は稲荷神を信仰する方が私的な守護神として思い思いの名前を付けて奉納したものです。その歴史は意外と新しく、明治時代に稲荷大社によって「七神蹟」(一ノ峰、二ノ峰、間ノ峰、三ノ峰、御劔社、御膳谷、荒神峰)が定められて以後、急速に増えていったそうです。稲荷山全体でのお塚の数は、昭和初めには約2500基、昭和41年には7762基、そして現在では一万を下らないと言われています。

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この空間に入ると神秘的・幻想的です。

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先ほどの奥社から約5分ほど上った所にあるのが熊鷹社です。

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この社に入ると稲荷信仰のパワーを感じます。

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参道には鳥居の販売所が多くありますが、その場で住所氏名を記入して頂けます。

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本日はここでUターンし下山しました。所で、画像は下山途中の鳥居ですが先ほどの登頂途中の鳥居との違いがあります。お判りでしょうか?? 下山途中では鳥居奉納者の名前を見る事が出来ます。

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正殿付近の人混みを避ける為鳥居参道を抜け山道へ、画像は鳥居参道を外部から見た様子です。

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以上が元日昼間の伏見稲荷大社の様子でした。今回は千本鳥居以外の見所をご紹介しましたが、伏見稲荷大社にはまだまだ神秘的な見所が多く有ります。今年も出来る限り多くの見所をご紹介させて頂こうと考えております。

京都ゑびす神社残り福祭

1月8日に始まりました十日ゑびす大祭(初ゑびす)ですが本日は残り福祭、京都ゑびす神社では他のゑびす神社には無い残り福があります。

では残り福祭で賑わう京都ゑびす神社です。

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商売繁盛祈願の方々で盛り上がっています。

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大賑わいの境内ですが特に混雑しているのがこちらです。

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京都ゑびす神社の残り福は舞妓さんによるご奉仕です。

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福笹を受けられた方に舞妓さんより福餅(八日餅つき神事による餅)が授与されます。
舞妓さんの後ろでは巫女さんが舞っています。

各地でえべっさんが行われていると思いますが、京都のゑびす大祭は舞妓さんを見る事が出来る京都風情の有るえべっさんです。明日の撤福祭で十日ゑびす大祭は終了となります。

壬生寺の節分祭

京都の各神社仏閣では明日2月3日の節分に向け、本日の2月2日より節分祭が行われております。先ほどは八坂神社の節分祭をご紹介しましたが、次に訪れたのは新選組で有名な壬生寺です。

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あちこちで行われている「ほうらく書き」、節分祭の期間中、素焼きのほうらくに家内一同の年齢や願いごとを書き奉納すると、四月の壬生狂言「ほうらく割り」の演目中に割られます。これにより災厄を落とし願いごとがかなうとされています。

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境内はもの凄い人です。

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14時より聖護院山伏衆による大護摩祈祷が行われ、信者から奉納された多数の護摩木を焚いて厄除け開運を祈願されます。

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点火です。

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境内一帯は煙で大変な事になっております。

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所で壬生寺と言えば新選組、こちらは屯所のあった旧前川邸です。こちらには近藤勇や土方歳三ら幹部がいたとも言われており、副長山南敬助・野口健司が切腹した部屋や古高俊太郎を拷問に掛けたという地下室、当時の落書きが残る雨戸などがあります。

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壬生寺から東へ約100m、新選組の墓が有ります光縁寺です。

新選組ファンの方々にとっては聖地であります。

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壬生寺の節分祭は2月4日まで続きます。

八坂神社の節分祭

京都の各神社仏閣では節分祭が行われます。その中で本日は、2月2日と3日の2日間行われます八坂神社と壬生寺の節分祭に行ってきました。

先ずは八坂神社の節分祭ですが、見所は先斗町・宮川町・祇園東・祇園甲部の芸妓さん舞妓さんによる舞踊奉納や弥栄雅楽会による舞楽奉納となります。更に奉納行事の後、芸妓さん舞妓さんなどによる豆撒きが行われます。京都風情が堪能できる節分祭であります。

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本日の舞踊奉納は13時から先斗町、15時から宮川町となっております。30分前の12時半に到着しましたが、本殿前の舞殿は多くのカメラマンでもの凄い事になっていました。

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参拝に来ていた舞妓さん、昼間に本物の舞妓さんを見れラッキーです。

所で、普段着の着物姿の舞妓さんと着物姿の観光客さんを見分けるポイントをご存知ですか?? ポイントは髪型と髪飾りです。

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13時、先斗町舞妓さんの舞踊奉納が始まりました。がしかし、最後尾からの撮影だった為残念ながら上手く撮影出来ません。

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舞踊奉納の後、舞妓さん及び年男・年女の方々による豆撒きです。

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最後は「めでたい」です。

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八坂神社の節分祭奉納奉納は明日の2月3日も行われ、明日は祇園東・祇園甲部の舞妓さんが担当となっております。

1月21日は東寺初弘法

本日は1月21日、東寺弘法市のなかでも最も賑わう初弘法市です。本日は週末の土曜日、かつ晴天に恵まれ例年以上の人出となっておりました。

では画像でご紹介いたします。

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こちらは東寺の堀に長年住んでいますサギです。人なれしているので近寄っても逃げません。

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南門から境内へ、もの凄い人です。

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21日は弘法大師(空海)の入寂の日、各所で法要が行われています。

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こちらは食堂(じきどう)で行われている砂踏みです。

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東寺といえばやはりこちら、日本一高い五重塔です。

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東門から撮影しました境内ですが、もの凄い人です。

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元日から京都の寺院仏閣では1月の恒例行事が行われてきましたが、残る大きな行事は北野天満宮で行われます初天神となります。また、2月なりますと節分際3月になりますと東山花灯路、そして桜満開となります。

城南宮の湯立神楽

年明けの元日から京都の神社仏閣では様々な行事が行われておりますが、本日(1月20日)は平安京南方面の守護である城南宮で湯立神楽が行われました。

所で湯立神楽ですが、煮えたぎる大釜の湯を散らす事により邪気を祓い、無病息災・願望成就を祈願する神事であります。各地で湯立神楽が実施されておりますが、京都では1月20日の城南宮と2月1日の石清水八幡宮の湯立神楽が有名であります。

では画像で本日実施されました湯立神楽をご紹介致します。

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宮司・神職による御払いの後、巫女による舞(扇の舞・鈴の舞)が奉納されます。

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いよいよ湯立神楽が始まります。

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巫女が大釜に塩やお神酒を入れます。

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大釜のお湯を笹で豪快に撒き散らします。

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参拝者全員への御払いです。

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約1時間の湯立神楽でしたが神聖な雰囲気を堪能しました。今年1年も無病息災で過ごせそうです。

所で、城南宮には京都で1・2を争う梅の庭園があります。京都の梅といえば北野天満宮が有名ですが、城南宮には珍しい品種の「枝垂れ梅」があり、枝垂れ梅の群生は絶景であります。画像は昨年3月1日に撮影したものです。

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桜と比較しますと梅は地味な感じですが、枝垂れ梅は優雅です。

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2月中旬ごろから3月中旬までが見頃となっており、長く枝垂れ梅を楽しく事が出来ます。お勧めです。

1月

1日|心経祈祷修正会 大覚寺

心経祈祷修正会 大晦日から元旦、2日にかけて心経祈祷会が行われます。門跡をはじめ、一山の僧が参集して催され、参詣の人々に祈祷札が授与されます。

1日|皇服茶 六波羅蜜寺

皇服茶 平安期、開山の空也上人が、薬湯を病人に飲ませ病気を平癒したという故事にちなんで、元旦に汲んだ若水で茶を点て、小梅と昆布を入れた皇服茶(大福茶)がふるまわれます。

2日|筆始祭 北野天満宮

9時より神前書き初めが行われ、3日神楽殿にて狂言奉納(13時〜)があります。受験生の合格祈願で有名な北野天満宮の正月は格別の賑わいです。祭神の菅原道真は書家としても知られ、4日まで書道の上達を願っての書き初めをすることができます(10時〜16時)。

3日|かるた始め式 八坂神社

神社の祭神素戔嗚尊(スサノオノミコト)が「やくもたつ 出雲八重垣… 」の歌で有名な三十一文字和歌の神様でもあることに因んで行われるものです。13時から十二単姿のかるた姫たちによるかるた取りの手合わせが行われ、向かい合って2人1組となり、古式豊かなかるた取り競技が行われます。境内に小倉百人一首を読み上げる声が流れると、華やかな雰囲気の中で鮮やかにかるた札を飛ばす妙技が披露され、お正月の気分が一層盛り上ります。

4日|蹴鞠はじめ 下鴨神社

伝統芸能としては最も古いもののひとつで、平安初期すでに宮中で儀式化され、以後、御所の伝統芸能として継承されてきたものです。平安期の官人の衣装をまとい、「アリャ」「オウ」のかけ声で蹴鞠が行われ、奉納されます。この日に一般公開されますが、人出が多いので早めに場所の確保を。13時30分頃に始まり、1時間30分位行われます。

25日|初天神 北野天満宮

正月の縁日を“初天神”といい、境内には例年約1000余の露店が出て賑わい、奉納書初め(書き初め)の作品展も行われます。宝物殿の社宝がこの日に限り公開されます(料金300円)。

28日|初不動 狸谷山不動院

毎月28日はお不動さんの日。この日は今年初めての縁日で、狸谷飲み放題といわれるガン封じの笹酒の無料接待が行われます。(持ち帰りは有料)

2月

3日|平安神宮節分祭 平安神宮

大儀の儀は、平安朝当時、宮中の年中行事として行われていた追儺式の古式を復元したものです。豆まきは15時より。

3日|六波羅蜜寺節分会 六波羅蜜寺

15時頃より行われる六斎念仏は開山空也上人の念仏踊りより千年来の伝統を持つ重要無形民俗文化財です。豆まきは六斎念仏の前後に行われます。

8日|針供養 虚空蔵法輪寺

手芸、芸能上達の守護仏として信仰されています。針供養法要は13時より、甘酒の接待もあります。

9日|初午大祭 伏見稲荷大社

和銅4年(711年)に祭神が降臨されたことにちなむ行事で、「福参り」とも呼ばれ、大変な賑わいとなります。

11日|城南宮七草粥 城南宮

春先に若菜を贈り、息災を願った「源氏物語」の若菜の巻にちなみ、春の七草を神前に供え、一般参拝者に七草粥が接待されます。なお、神苑・楽水苑では春の七草が見られます。

15日|燃灯祭 上賀茂神社

乙子神事とも言われる祭事は、いにしえの春の到来を尊び宴遊した野辺遊びを神事化したものです。同行して見学することができます。

23日|五大力尊仁王会 醍醐寺

醍醐寺にある不動明王を中心とする五大明王は「五大力さん」と呼ばれ、衆生済度、現世利益の霊験あらたかであるとされています。金堂前広場では、餅上げ力競べ奉納が正午より始まり、力自慢が名乗りを上げます。

25日|梅花祭 北野天満宮

2月25日は、祭神藤原道真公の命日にあたり、梅の花をこよなく愛でた道真を偲び祭典が行われます。境内の梅園では、秀吉の北野大茶湯にちなむ野点の茶席が設けられます。

3月

1日|雛祭 宝鏡寺

人形寺の名で知られる皇族ゆかりの門跡寺院です。春の人形展の初日に島原の太夫の舞が披露されます。

3日|ひいな祭 市比売(いちひめ)神社

官女の舞、十二単の着付けの実演、投扇興や貝合わせが行われます。また、ひな茶の接待などもあります。

3日|春桃会 三十三間堂

華道池坊の献花法要や瀬戸内寂聴師の青空説法(予定)などの慶祝行事が催されます。

9日|雨乞祭 貴船神社

鴨川の水源にあるこの神社は、平安建都以来水を司る神として崇敬されています。「タカオカミノカミ」を祀り降雨と五穀豊穣を祈願して、榊の葉で御神水を天地に振りかけます。

10日|芸能上達祈願祭 虚空蔵法輪寺

芸の上達を願って13時より祈願法要が行われ、続いて、茂山忠三郎社中による狂言奉納があります。

8日〜17日|京都・花灯路2012 東山一帯

清水寺から円山公園、八坂神社を通って青蓮寺までの約5kmは、京風情あふれる光のプロムナードとなります。
期間中、周辺の神社仏閣では特別拝観やライトアップが実施されます。

14日〜15日|清水寺 青龍会

観音の化身・青龍を中心に大群会行の行道が境内を練り歩きます。

17日|古渓忌(こけいき) 大仙院(大徳寺塔頭)

千利休と関わりの深かった三代古渓忌和尚を偲んで、茶室「カ亭」にて薄茶の奉仕が行われます。

21日|和泉式部忌 誠心院

法要の前に式部に因んだ謡曲が奉納されます。式部ゆかりの屏風も公開されます。

4月

2日|例祭 松尾大社

「 お酒の神様 」としても知られるこの大社の、一年で最も重要な祭事です。茂山社中の狂言奉納や、金剛流社中の謡曲奉納を観賞することができます。

4日|護王大祭 護王神社

京都御所、蛤御門の向いに鎮座する護王神社。和気清麻呂の命日にあたり故事を織り込んだ祭事です。

7日|鞍馬山花供養 鞍馬寺

花供養は開基(尊天)に花や茶や歌舞音曲を奉納する行事です。また、義経伝説が多く残る鞍馬山には「雲珠(うず)桜」と呼ばれる桜が見ごろを迎えます。

7日|桜花祭 若王子神社

後白河法皇の熊野詣の道中安全を祈願して行われたことに因んだお祭りで、大正琴、詩吟の奉納などもあります。

10日|桜花祭 平野神社

桜舞う中で騎馬や織姫の神幸列が繰り出されます。

14日|方除大祭 城南宮

神苑の紅枝垂れ桜が見頃を迎える中、郷土芸能などが披露され賑わいをみせます。境内では甘茶の無料接待も行われます。

14日|豊太閤花見行列 醍醐寺

慶長三年の太閤秀吉の観桜の様子を再現した行列が、三宝院から出て境内を行列します。1000本の桜の下で繰り広げられる絢爛豪華な催しです。

14日|賀茂曲水宴 上賀茂神社

有名な「ならの小川」からの分水が流れる平安の風趣を残す渉渓園で行われる「曲水の宴」。詩歌の吟詠、雅楽演奏もあり平安時代の雅が再現されます。野点の席も設けられます。

21日|壬生狂言 壬生寺

円覚上人が布教のために唱えた融通念仏が伝わったものといわれる仏教無言劇の代表的なもので、重要無形民俗文化財です。30番ある曲目から毎日5番が能楽堂で演じられ、冒頭に行われる「炮烙割り」は有名で、全国からファンが訪れます。

29日|曲水の宴 城南宮

平安装束の7人の男女が、「楽水苑」の小川を流れ来る杯(羽觴)が目の前に着くまでに和歌を詠み終えます。この日「楽水苑」は無料公開されます。

5月

1日|競馬会足汰式 上賀茂神社

5日の「競馬会神事」に先立ち、馬の状態を実際に見て組み合わせを決定するための試乗ですが、装束も本格的、ムチを入れての試走も本格的です。

1〜4日|大念仏狂言 神泉苑

壬生狂言から分かれたもので、約30番の曲目の中から毎日数番が上演されます。

大念仏狂言 千本ゑんま堂

足利義満が普賢象桜を賞でたのが縁で花の盛りに行われる念仏狂言は、京都三大念仏狂言のひとつ。

3日|流鏑馬神事 下鴨神社

葵祭の道中の安全を祈って露払いの儀式として古くから行われている神事です。
狩装束の射手が駆ける馬上から矢を射る妙技を披露します。

狸谷山大般若祈願会 狸谷山不動院

交通安全、無病息災・災難除けを祈願します。災難除けの加持祈祷が行われます。

4日|斎王代女人列御禊神事 上賀茂神社

葵祭のヒロイン「斎王代」と女人列に参加する約50名のみそぎの儀が、「ならの小川」で行われます。

5日|藤森祭・駈馬神事 藤森神社

端午の節句に武者人形を飾る菖蒲の節句の発祥地と言われている神社。 菖蒲が勝負に通じることから、勝ち運のご利益に恵まれるとも。
藤森祭は1日から。一番の見所である駈馬神事は5日に行われ、氏子が逆立ちや一字書きなどの曲乗りを行うことで全国に知られています。

競馬会神事 上賀茂神社

起こりは寛治7年といわれる由緒ある神事です。乗尻と呼ばれる騎手が安全と必勝を祈る乗尻奉幣の儀等が行われたのち、10頭程の馬が左右つがいになって、速さ、作法などを競います。

歩射神事 下鴨神社

宮中古式による葵祭の露払いの前戯す。色々な弓矢の神事が行われ、葵祭の無事が祈願されます。

泰山府君祭端午大護摩供 赤山禅院

「邪気を払う」とされた端午の節句に、比叡山千日回峰大行満阿闍梨による「災厄除去・病魔退散」の大護摩供えが行われ、大般若経の転読やご詠歌が奉納されます。

12日|御蔭祭 下鴨神社

葵祭にむけ神霊を下鴨神社に迎える為の神事が行われます。境内「糺の森」では舞楽「東遊」が奉納されます。

13日|松尾大社還幸祭 松尾大社

神輿渡御祭の中心で、今でも氏子の間で「おまつり」と言えばこの祭を意味します。本殿、回廊、拝殿、楼門、各御旅所の本殿、神輿から供奉神職の冠・烏帽子に至るまで、葵と桂で飾るので、古くから「葵祭」とも言われてきました。「賀茂祭」と区別して「松尾の葵祭」とも。

14日|新日吉祭(いまひえまつり) 新日和神宮

神仏混在のお祭りです。新日吉神宮の祭官が祝詞をあげ、妙法院の門跡が読経するという、神仏混交の珍しい祭事が行われます。800年もの歴史があります。

15日|葵祭 下鴨神社・上賀茂神社

正式名称「賀茂祭」。平安王朝時代の古式そのままに、「宮中の儀」「路頭の儀」「社頭の儀」から成り立ちます。国家安 泰を祈願するため、天皇が幣物(神への供物)を上賀茂・下鴨両社に奉納した「巡行」が始まりといわれる行列は「路頭の儀」にあたり、全国的に有名です。 10:30御所を出発、下鴨神社を経て上賀茂神社に至ります。(15:30頃)

17日|五月満月祭(ウエサクサイ) 鞍馬寺

釈迦の降誕・悟りを開いた日・入滅の日が、全てインド歴の第二月の満月の夜であったという伝承から行われる祭。
太陽暦では四月から五月の満月にあたるため、5月のこの夜行われます。蓮の花様の灯篭が数多く奉納され、満月とあいまって幻想的な空間が浮かび上がります。

20日|三船(みふねまつり) 車折神社・嵐山

新緑の嵐山・大堰川において優雅に繰り広げられる平安王朝を偲ぶ舟遊び絵巻です。車折神社の例祭で、約1100年 前、宇多上皇が大垣川に御幸の際、舟遊びを楽しんだことに始まり、その後、和歌・漢詩・奏楽に長じた者を3隻の船に分乗させ、舟遊びを楽しんだという故事 によります。

28日|業平忌 十輪寺

六歌仙の一人在原業平の法要が営まれます。晩年この地に住まいしたという業平は、塩を焼いて立ち上る紫煙を見ながら昔の恋人を偲んだともいわれています。舞踊、京舞なども奉納されます。

30日|御懺法講 三千院

三千院の祭事の中で、最も重要で賑々しい祭事の一つです。声明と雅楽による平安絵巻さながらの伝統ある法要(もともとは天皇家の回向法要)で、かつては御所で行われていたものです。

6月

1日|雷除大祭 北野天満宮

境内の火雷神を祀った「火之御子社」の例祭で、雷除・火難除・五穀豊穣が祈願されます。
古くより農業・林業関係者に広く信仰されてきましたが、大正時代から電気工事関係者が工事安全祈願を、近年では釣り人やゴルファーの間でも信仰が広がっているそうです。

貴船祭 貴船神社

全国約500社の本社で行われる一年で一番大きな祭で、島根県加茂町の貴船神社などから氏子の若者がはるばる 駆けつけ、共に本宮の神輿を担ぎ、大神様に報恩の誠を献げます。滴るような新緑の貴船川沿いを行く金色の神輿とおはやしの調べが響きわたります。乙女舞や 出雲神楽の奉納もあります。

5月31日・6月1日|京都薪能 平安神宮

東山に夕闇がせまり篝火が焚かれ始めると、朱塗りの社殿がライトアップされて能舞台がくっきりと現れます。荘厳な雰囲気の中観世・金剛・大蔵の各流派の優れた演者の競演が能・狂言と続き、観客を幽玄の世界に誘います。
・前売り…3,000円(全国のチケットぴあ他各プレイガイドで発売中) ・当日…4,000円

3日|祇園放生会 祇園白川 巽橋

比叡山の大阿闍梨師により生き物に感謝する放生会が行われます。舞妓さんも参加しての鯉(年によっては金魚など)の放流が行われます。

1日〜7月8日|あじさい園公開 三室戸寺

5000坪の大庭園に、 50種・1万株の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花 など咲き乱れ、あじさいの名所として有名です。

6月上旬|神苑の無料公開 平安神宮

約2000株の花菖蒲が見事です。他にも種類の豊富な花々、池など見どころが多く年2回(春・秋)の無料公開は人気です。

10日〜7月10日|アジサイ祭 三千院

一般種に加え、山紫陽花、星紫陽花、額紫陽花と種類も豊富、全3000株以上のアジサイで雨の季節の山里に彩りを添えます。

10日|田植祭 伏見稲荷大社

伏見稲荷さんの境内にある苗代で育った早苗を「神田」に田植えする御田植の神事で、一年の豊作をいのります。本殿祭の後、祭場は「神田」に移り、王朝をしのばせる典雅な「御田舞」が奏される中、“早乙女”らによって田植がすすめられます。

14日|若鮎祭 嵐山中ノ島公園

名勝嵐山の中ノ島で、保津川の鮎の解禁日にあわせ若鮎の炭焼きの試食会が盛大に行われます。
※事前申込が必要/問い合わせ先…075-861-0012(嵐山保勝会)

15日|八坂神社例祭 八坂神社

春の例祭で、10時より「東遊」の舞が奉納されます。東遊は平安時代から行われている歌舞で宮廷に取り入られたものです。本殿では15時より献詠披講式も行われます。

15〜7月1日|沙羅の花を愛でる会 東林院(妙心寺塔頭)

「沙羅双樹の寺」として知られる東林院、方丈前庭には樹齢三百年の見事な沙羅(夏椿)の古木があります。雨の季節に白い花を咲かせ雨に打たれてすぐに散る儚さが、日本人の感性にうったえるのでしょうか。

15日〜7月17日|桔梗を愛でる特別拝観 天得院(東福寺塔頭)

桃山期の作といわれる書院前庭はびっしりと杉苔に覆われ、枯山水に凛と咲く桔梗の姿は実に美しく風情があります。初夏と秋に咲く珍しい萩も同時に観賞できます。

15日|青葉まつり 知積院

弘法大師、興教大師の誕生会法要と柴燈護摩供養がおこなわれます。この日は桃山時代の庭園や収蔵の障壁画が無料公開されます。

夏越祓(なごしのはらい) 6月末

夏越祓は多くの神社で奈良時代から伝承されている行事で、1月から半年間の罪の汚れを祓い残り半年を無事に過ごせますようにと祈願するものです。 茅の輪をくぐったり、人形(ひとがた)に願いを込めて奉納したり流したり、多くの神社で行われる初夏の風物詩となっています。その代表的なところを挙げて みます。

北野天満宮

菅原道真公の生誕日にあたる6月25日(御誕辰祭天神祭)から茅の輪くぐりが始まります。直径5mの大茅の輪は京都最大級で、訪れる人もたいへん多いです。

建勲(たけいさお)神社

信長と信忠親子を祀る神社です。30日、人形焼上げ神事と和歌を唱和しながら茅の輪くぐりが行われます。

上賀茂神社

境内の「ならの小川」で、人形流しがあります。百人一首にある「風そよぐ ならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける」は、ここでの夏越祓の情景を詠んだともいわれています。

吉田神社

神職と参拝者約1000人が、共に夏越の歌を唱えながら茅の輪をくぐります。 人形を奉納した参拝者には厄除けの「茅の輪」 が授与されます。

地主神社

ここは縁結びの神社として有名。人形祓い、茅の輪くぐりの神事で、厄除け・悪疫退散を祈願します。

城南宮

方除(ほうよけ)の大社といわれ、建築や転宅、旅行・交通 安全の祈願、車のお祓いに訪れる人々が多いこの宮ならでは、7月1日〜7日は車がくぐれるジャンボ茅の輪がお目見えします。

白峯神宮

平安朝の昔から鞠の守護神「精大明神」を飛鳥井家が邸内に祀っていたことから、鞠道全般の神様として信仰を集めてきました。有名なサッカー選手が奉納した絵馬も多く見みられます。

車折神社

6月1日から茅の輪くぐりができます。

7月

1日|祇園祭 吉符入 各山鉾町

神事始めの意味で、祭の打合せ等が行われます。各町内で祭礼行事の打ち合わせをし、祭りの無事を祈願するものです。 また、会所内には鉾の御神体が祀られます。

祇園祭 長刀鉾町お千度 八坂神社

長刀鉾の、その年に選ばれた稚児が禿(かむろ)と共に八坂神社に参拝し、神事の無事を祈願するものです。

2日|祇園祭 くじ取式

17日の山鉾巡行の順位を決めるために各山鉾町代表者が集まり、くじを行います(京都市役所)。
その後、八坂神社に向かい、祭礼の無事を祈ります。

7日|御手洗祭・七夕祭 北野天満宮

午前中に神前に菅公愛用と伝えられる「松風の硯」をお供えして御手洗祭が行われます。
午後からは、七夕祭として楼門前広場で七夕の踊り等があります。

貴船の水まつり 貴船神社

生命に不可欠な「水」に感謝をし、水にゆかりの深いお茶を献じ、日常の料理(鯉・鯛)を古伝流によって包丁を入れ、祈願と感謝をあらわします。

七夕祭 地主神社

恋の神様といわれる地主神社。「七夕こけし」と呼ばれるお祓い紙に自分の名前を書いて笹竹に吊し、恋愛成就や良縁達成を願います。

10日|祇園祭 お迎え提灯 八坂神社

神輿洗の神輿を迎える提灯の行列です。子供達による鷺踊りや小町踊りが披露されます。
八坂神社→河原町→市役所→寺町四条→八坂神社と繰り出されます。

祇園祭 神輿洗 八坂神社

神輿の前後に松明を点して神輿を担ぎ、四条大橋まで行って鴨川の橋の上で川の水を使って神輿を清める儀式です。

10日〜14日|祇園祭 山鉾建 各山鉾町

昔ながらの縄がらみという手法で山鉾が組み立てられます。
釘を1本も使わない日本の伝統技術にシャッターを切る観光客も多く、見どころの一つとして定着しています。

12日・13日|祇園祭 鉾曳初め 各山鉾町

山鉾の組み立てが完了すると、実際に祇園囃しをはやしながら町内付近を試し曳(ひ)きをします。
※一般観光客も曳くことができる山鉾もあります。

13日|祇園祭 稚児社参 八坂神社

長刀鉾の稚児が、立烏帽子水干姿で従者を従えて、騎馬にて八坂神社に詣でます。稚児は「正五位少将」の位を授けられ神の使いとなります。

14日〜16日|祇園祭 宵山 各山鉾町

夕刻、山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、屋台が立ち並び、全国から訪れた人々で大変な賑わいとなります。

祇園祭 屏風祭 山鉾町内有志の町家

宵山は屏風祭とも云われ、各山鉾町の町屋では、表の格子をはずし、通りから見えるようにして、家宝の屏風、道具を飾ります。

15日|祇園祭 伝統芸能奉納 八坂神社

祇園祭を祝い、境内の能舞台で一絃琴・琵琶・狂言など多彩な演舞、音色が響きます。

御田祭 松尾大社

荘夫の肩に乗った3人の植女が、早稲、中稲、晩稲を持ち境内を3周します。 そして、夏野菜を神前に供え、謡曲も奉納されます。

16日|祇園祭 献茶祭 八坂神社

世の平安を祈り、かつ茶道の発展を願う神事です。裏千家 家元の奉仕により行われます。

祇園祭 石見神楽奉納 八坂神社

素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したという有名な神話が、笛・太鼓・鉦の華やかな囃しで演じられます。勇壮かつ芸術性豊かな神楽で、国の無形文化財に指定されています。

17日|祇園祭 山鉾巡行

祇園祭のクライマックス。32基の山鉾が厳かに動き始めます。
山鉾のうち29基が重要有形民俗文化財となっており、まさに動く芸術といえます。

21日・27日|きゅうり封じ 神光院

病を封じた祈祷のきゅうりを家に持ち帰り、地中に埋めるときゅうりが自然界に溶け込むと共に病が治癒するといわれています。

23日|祇園祭 琵琶の奉納 八坂神社

境内の能舞台で琵琶の奉納等などが行われます。

祇園祭 煎茶献茶祭 八坂神社

在洛野煎茶道家元の奉仕により行われるものです。

23日・24日|本宮祭 伏見稲荷大社

日頃の神徳に感謝する祭です。境内や稲荷山にある約1万もの赤提灯に灯がともされ、一帯が万灯の渦となります。
楼門と外拝殿に並べられた行灯画は、京都在住の日本画家の奉納作品で見応えじゅうぶんです。

24日|祇園祭 花傘巡行 八坂神社

別名「後の祭(あとのまつり)」とも呼ばれ、傘鉾10基余、花車、舞妓さんの踊子屋台、獅子舞、雀踊り、祇園太鼓、六斎念仏などの行列があります。

祇園祭 還幸祭 八坂神社

17日に三基の御輿により神霊が渡御していた四条の御旅所から、夕刻出発し、広範囲の氏子の 地域を練った後、21時〜22時ごろ八坂神社のの拝殿に戻ります。雅な印象の山鉾巡行とはうって変わって、勇壮でエネルギッシュな渡御です。昼間の花笠巡 行と共に、まつり三昧の一日です。

25日|寺宝虫払会 真如堂

虫干しを兼ね、重文の「真如堂縁起絵巻」など200点余りを見ることができます。暑気払いの「びわ湯」の接待(無料)もあります。(雨天中止)

鹿ヶ谷かぼちゃ供養 安楽寺

夏の土用に鹿ヶ谷カボチャを食すれば中風にかからぬとの言い伝えから、鹿ヶ谷かぼちゃを食すれば中風除けになるといわれています(無料接待)。寺宝も公開されます。

祇園祭 狂言奉納 八坂神社

茂山社中の人々により、八坂神社の能舞台で奉納されるものです。

27日|ほうろく灸祈祷 三宝寺

呪文を書いた焙烙を頭の上にのせ、もぐさを置いて火をつけ(まさにお灸)、木剣にて九字(臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前)を切って悪霊を除くという祈祷で、暑気払いや中風封じに効くといわれています。

28日|火渡り祭 狸谷山不動院

約40名もの山伏が柴灯護摩の終了後、まだ残り火が赤く残る上を素足で歩く「火渡り行」を行います。それに続いて一般の参拝者も火渡りをすることができます。

祇園祭 神輿洗 八坂神社

八坂神社で奉告祭が執り行われた後、5メートルほどの大きな松明を中御座社の神輿を中心に前後に点じます。
その後四条大橋へ行き、橋の上で神輿を清める神事が行われます。

29日|祇園祭 神事済奉告祭 八坂神社

1日の吉符入りから約1カ月にわたって営まれた祇園祭の無事終了を神前に奉告し、神恩に感謝する神事です。

31日|千日詣り 愛宕神社

愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社は火伏せの神で、この日に参拝をすると千日参拝の功徳があるといわれています。

茅の輪神事 御香宮神社

祭典後、茅の輪をくぐりった後、茅萱を抜き取って家に持ち帰り、その茅を玄関に吊して無病息災を祈るものです。

8月

夏越神事 下鴨神社

夏越神事は「矢取神事」とも呼ばれ御手洗池に立てた斎竹(いみだけ)の中央に斎矢(いみや)を立て、氏子男子がその矢を奪い合う神事です。厄を払い、無病息災を願います。

7日〜10日|六道まいり 六道珍皇寺

あの世とこの世を結ぶ地点と伝えられ、盂蘭盆会(うらぼんえ)が近づく8月7日から10日までの4日間は、お精霊迎(お しょらいむかえ)の鐘を引く参詣者が後を絶たないです。通常鐘は撞くものですが、ここの鐘は綱を引くことにより音を発します。冥土までも届くといわれるそ の音は、響き渡るのではなく地中にしみいっていくという形容がぴったりです。

若宮八幡宮祭 若宮八幡宮

陶祖神 椎根津彦命(しいねつひこのみこと)が祀られているという若宮八幡宮。氏子の陶器業者が一堂に集まり陶祖大神を祀る祭礼です。

陶器まつり 五条坂一帯

その規模といい人出といい、わが国最大規模の「陶器まつり」。地元の人はもとより、全国から 観光客や陶器ファンが訪れる京の代表的な夏の風物詩となっています。京焼、有田、唐津など全国の産地からの出店は約500軒にもなり、市価の30〜50% で求められるのがその人気の秘密です。

7日〜15日・16日|お精霊迎え・送り 千本えんま堂

紫式部の供養塔(重要文化財)があることで知られるています。鐘楼内にある梵鐘は、精霊迎え、送りの鐘として善男男女が鐘を撞くために列をなします。この鐘は南北朝時代1379年の作、鎌倉時代の様式を受け継ぐ貴重な梵鐘で、京都市の文化財に指定されています。 (15日は、19:00頃から六斎念仏も行われます。)

8日〜12日・16日|お精霊迎えと六道まいり 千本釈迦堂

精霊を迎え16日に送ります。本尊釈迦如来坐像のご開帳もあります。

15日・22日・24日

【松上げ】
お盆の精霊送りから始まったといわれる古くから洛北の山村で伝承されてきた「松上げ」は、松明を投げ上げる、素朴で雄大な行事です。

15日|花背松上げ

川原に建てられた約千本の松明に一斉点火。高さ20mの大笠めがけて投げ上げる様は壮観です。
(松明点火21:00頃)

18日|京北小塩の松上げ

愛宕神社への献灯と、先祖供養を兼ねた行事です。(20:00頃開始)

雲ヶ畑松上げ

山腹に文字形に木を組み、点火すると漆黒の中に文字が浮かび上がります。(松明点火20:00頃)

24日|広河原松上げ

愛宕神社へ献灯し、五穀豊穣・家内安全を祈願し、先祖への供養も兼ねた行事です。(松明点火20:30頃)

16日|大文字送り火 京都五山

五山の送り火は、帰っていくお精霊さんを送る宗教行事ですが、京の夏の風物詩としてあまりにも有名で、全国から多くの観光客がこの火の祭典を見守るために訪れます。 (点火時刻は天候により変更されることがあります。)

場所(山名)
点火時刻
よく見えるスポット
大文字
東山如意ヶ岳
20:00〜
鴨川堤防と橋の上/丸太町橋〜御薗橋の間

松ヶ崎(万灯籠山)
20:10〜
北山通/ノートルダム女学院付近

松ヶ崎(大黒天山)
20:10〜
高野川堤防/高野橋北付近
船形
西賀茂船山
20:15〜
北山通/北山橋から北西
左大文字
衣川大北山
20:15〜
西大路通/四条以北〜金閣寺にかけて
鳥居形
嵯峨曼陀羅山
20:20〜
松尾橋、広沢の池など
全体

・舩岡山公園頂上、無料。※鳥居形だけは見えません。

嵐山灯籠流し 嵐山渡月橋

19:00から21:00まで、嵐山渡月橋東詰から行われます。五山の送り火のひとつ「鳥居形」を同時に見ることが出来ます。

22日・23日|六地蔵めぐり

市内六箇所のお地蔵さんを巡拝して、家内安全、無病息災を祈願します。各寺で授与された六種のお幡を玄関に吊すと疫病退散、福徳招来するといわれる、八百年も行われてきた行事です。
伏見六地蔵(奈良街道・大善寺) 鳥羽地蔵(大坂街道・浄禅寺) 桂地蔵(丹波・山陰街道・地蔵寺)
常磐地蔵(周山街道・源光寺) 鞍馬口寺僧(鞍馬街道・上善寺 山科地蔵(東海道・徳林庵)

23日・24日|千灯供養 化野念仏寺

化野(あだしの)は古より葬送の地として知られ、念仏寺では、出土した多くの石仏・石塔を 1ヵ所に集めてそれらを供養する浄土を形作っています。その約8000体もの石仏・石塔に灯明を捧げるこの千灯供養は、参拝者によって点火されて厳粛で幻 想的な世界となり、嵯峨野の夏の風物詩となっています。

六斎念仏

長い歴史に培われた六斎念仏は、鉦や太鼓ではやし、念仏を唱えながら踊る民俗芸能で、重要無形文化財に指定されています。お盆を中心に、京の町のあちこちで踊りなどがくりひろげられ、場所によっては精霊送りなどの行事も併せて行われます。

8月9日|壬生寺

≪壬生六斎念仏≫ 20:00頃から、精霊迎えと同時に行われます。

8月14日|千本ゑんま堂

≪千本六斎念仏≫ 精霊送りとして19:00頃より行われます。

8月16日|西方寺

≪西方寺六斎念仏≫ 21:00頃開始。

8月16日|壬生寺

≪中堂寺六斎念仏≫ 20:30頃から、精霊送りとともに行われます。

8月18日|上御霊神社

≪小山郷六斎念仏≫ 20:30頃に六斎が奉納されます。

8月22日|上善寺

≪小山郷六斎念仏≫ 京都六地蔵めぐりのひとつで、20:00頃開始されます。

8月22日|浄禅寺

≪上鳥羽六斎念仏≫ 六地蔵めぐりと併せて行われます。20:00頃開始。

8月23日|阿弥陀寺

≪嵯峨野六斎念仏≫ 地蔵盆の行事として「一山打ち」が奉納されます。20:00頃開始。

8月25日|吉祥院天満宮

≪吉祥院六斎念仏≫ 菅原道真公を祭神としている古社。20:00頃開始。

8月26日|梅宮大社

≪梅津六斎念仏≫ 嵯峨天皇の例祭として奉納されます。19:00頃開始。

8月31日|蔵王堂光福寺

≪久世六斎念仏≫ 八朔祭法楽会で奉納されます。20:00頃開始。

9月

2日|八朔祭 松尾大社

はっさくさいと読み、祭典は10時からです。風雨安穏、家内安全も祈願されます。◆山ぶき会「女神輿」の巡行。 8時半大社出発→渡月橋付近で船渡御→15時過ぎ大社。交通:市バス28松尾大社

9日|烏相撲・重陽神事 上賀茂神社

上賀茂神社の祭神の祖父である賀茂建角身命が神武天皇東征の折、不思議な大烏となって先導を務めたとの伝説 と、悪霊退治の信仰行事としての奉納相撲が一体化したといわれています。 交通:地下鉄北大路駅より市バス北3御薗口町

9日|重陽祭 車折神社

菊の挿頭(かざし)をつけての舞い姿はすっかり京の初秋の風物詩になった感がありますが、平成9年に130年ぶりに再興された催事です。菊酒も振る舞われます。交通:市バス71.72.73.車折神社前

9日|重陽の節会 虚空蔵法輪寺

菊の節句と呼ばれ、菊の花のしずくから霊薬を得て、長寿を保つと伝わる長寿祈願が行われます。交通:市バス28嵐山公園

15日 |義経祭 鞍馬寺

武将源義経を偲ぶ祭です。11時より法要、その後武道などが奉納されます。愛山費:200円。交通:出町柳駅より叡山電鉄鞍馬駅。

15日 |石清水祭 石清水八幡宮

かつては賀茂祭(葵祭)、奈良の春日祭とともに日本三勅祭の一つに数えられた大祭です。神幸行列は、弓、鉾、神宝と童子童女、神人総勢500人と盛大です。交通:京阪電車八幡市駅

18・19日|豊国神社例祭 豊国神社

祭神である豊臣秀吉の命日は新暦9月18日、神事の後、舞楽の奉納が行われます。翌日にはは茶道薮内流家元による献茶式が行われます。交通:市バス206・208博物館三十三間堂前

21日・22日|晴明祭 晴明神社

21日は宵宮祭で湯立神楽奉納や迎え提灯のお練りなどがあります。22日の本宮には維新少年鼓笛隊を先頭に、鉾、八乙女、神輿などが続き、時代祭を彷彿とさせる賑やかさです。交通:市バス9一条戻橋・晴明神社前

28日〜30日|観月の夕べ 大覚寺・広沢池

17時〜21時ごろ。古くからの名月観賞地、大沢の池にて船上より観月します。交通:市バス28・91,京都バス71・81大覚寺前

10月

1日〜5日|ずいき祭 北野天満宮

実りの秋にふさわしい豊穣を喜び、感謝する祭です。大小2基の神輿の屋根はすべて「ずいき」(里芋の茎)で造られています。ずいき神輿は祭期間中(1日〜4日午前中)御旅所でご覧いただけます。交通:市バス50北野天満宮前

6日〜7日|講員大祭 伏見稲荷大社

家内安全・生業繁栄を祈願するお祭り。全国の講員が集まり。境内ではさまざまな行事が繰り広げられます。交通:JR奈良千稲荷駅

9日|えと祈願祭 下鴨神社

五穀豊穣と商売繁盛を感謝する大黒様の秋祭り。交通:市バス205下鴨神社前

14日|山国さきがけフェスタ 山国神社

農兵隊で明治維新に貢献した「山国隊」。錦の御旗を護衛して凱旋した昔ながらの様子が山国神社の還幸祭でよみがえります。例祭に合わせ「さきがけフェスタ」開催。 山国隊行進や御輿の行列、特産品の出店などで賑わいます。交通:JRバス高雄・京北線周山のりかえ ふるさとバス山国御陵前(周山より臨時バス有り)

14日|赦面地踊り 秋元神社 八瀬童子会

江戸時代に八瀬の地の永大地租免除の特典が守られたことを祝い、続けられている洛北の奇祭で無形文化財に指定されています。頭上に赤紙で作った透かし彫りの切子型提灯籠 をのせた8人の女装をした少年が、音頭取りの太鼓に合わせて静かに踊り、神社に奉納します。交通:京都バス17・18ふるさと前

14日|人形供養 宝鏡寺

この日に持ち込まれた人形を並べ、年に一度の総供養が行われます。また、島原太夫による舞の奉納もあります。受付は10時から、10時30分まで。供養祭は10時30分から約1時間。交通:市バス9堀川寺ノ内

19日|船岡大祭 建勲神社

織田信長・信忠父子を祭るこの神社は、信長が初めて入洛した日を記念して行われる大祭です。仕舞、舞楽の奉納や、信長公の甲冑などが特別公開されます交通:市バス206建勲神社前

22日|時代祭 京都御苑→平安神宮

総勢2000名、馬70頭、牛2頭、馬車、牛車なども含み総延長2キロメートルにもおよぶ行列は、京都三大祭にふさわしい華やかさです。主な時代、歴史人物をご紹介しますと、維新勤王隊列、幕末志士列(桂小五郎、坂本龍馬など)、徳川城使上洛列、江戸時代婦人列(皇女和宮など)、豊公参朝 列(牛車などで参内する豊臣秀吉など)、織田公上洛列(織田信長、柴田勝家など)、楠公上洛列(楠木正成など)、中世婦人列(静御前など)、藤原公卿参朝 列(平安時代の文官・武官の夏装束)、平安時代婦人列(清少納言、小野小町など)、延暦武官行進列(坂上の田村麻呂の出陣装束)などなど。時代祭が行われる10月後半は、市内随所のお寺で、秋の特別公開が開催されます。さわやかな秋だからこそ、訪れたいペーシックな京都観光をお楽しみください。
雨天順延。

10月5日〜7日|京都大アンティークフェア

全国から主点数は350店。各実共に規模も大きく、西日本最大の骨董位置です。コット・アンティークは150万店以上にもなり。最近では海外のディーラーの傘下も多く、変化に富んだ内容も特徴的です。交通:地下鉄竹田駅より市バス南1・2・3パルスプラザ前(一般駐車場・大型バス無料駐車場有)

9月初旬〜10月中旬 フラワーパークコスモス園

京都の洛西の自然の中を走る「嵐山から高雄パークウェイ」に「フラワー・パーク・コスモス園」が開園します。10万本以上の色どりのコスモスが、山の斜面いっぱい。5000�uの敷地に咲き誇ります。公園の改修により、バリアフリーで行ける展望台も好評です。入場無料、(ただしパークウェイ通行料金は必要。自家用車1,150円マイクロバス2,850円大型バス4,650円)

11月

1日|亥子祭 護王神社

和気清麻呂を護ったという猪の伝説にちなんで初亥の日に行われる「亥子祭」。荘重典雅な平安朝の古儀に則って行われる厄払い神事です。

3日|曲水の宴 城南宮

源氏物語に出てくる草花の殆どすべてを見ることが出来るという「楽水苑」で行われます。平安貴族の優雅な遊びを再現した様を間近でご覧いただけます。 小川の流れに羽觴(うしょう)を浮かべ、それが目の前に流れ着くまでに歌を詠み終える平安貴族の典雅な遊びを再現するものです。

3日|狸谷山不動尊秋まつり 狸谷山不動院

山伏による景気回復大護摩祈願が行われます。先着1000名様に「力だんご」の授与も。

5日〜15日|十日十夜別時念仏会 真如堂

お十夜(おじゅうや)と呼ばれています。十日十夜の間、不断念仏を唱えて別時の念仏を修し、阿弥陀様に感謝し極楽往生を願う行事です。15日には年に一度の、本尊阿弥陀如来のご開帳があります。

11日|空也開山忌 空也堂(極楽院)

空也上人を偲んで法要が行われ歓喜踊躍念仏(かんぎゆやくねんぶつ)。献茶式や歓喜踊躍念仏の後に、重要無形民俗文化財の千本六斎念仏が奉納されます。

13日|うるし祭 虚空蔵法輪寺

日本の伝統的工芸品である漆、漆器の製造法は、本尊虚空蔵菩薩が伝授したと言い伝えられており、全国の漆業者が法輪寺に参拝し、感謝の法要が執り行われます。狂言の奉納も行われます。

15日|法住寺大護摩供 法住寺

山伏問答が行われたり、天狗を先頭に赤・青・黒3匹の鬼が松明・剣・まさかりを持ち、護摩のまわりを踊り歩くという、珍しくも楽しい行事です。あの忠臣蔵の大石良雄も仇討ち成就の祈願を行ったいわれています。

23日|筆供養 東福寺塔頭 正覚庵

江戸時代後期に築かれた筆塚があり、筆の寺とも呼ばれています。筆塚に奉納された古筆の労に感謝して供養し、青竹の先を布で覆い墨をふくませた筆神輿をおしたて、山内を練り歩きます。

23日数珠供養 赤山禅院

千日回峰行大行満大阿闍梨祈祷の大数珠をくぐり、全国から寄せられた数珠が次々と焚き上げられ供養されます。お参りの1000名様に腕輪念珠無料授与。

12月

1日|献茶祭 北野天満宮

天正15年に秀吉が催した北野大茶会にちなむ行事です。献茶の儀の後、境内や上七軒の歌舞練場などで茶席が設けられ、主日賑わいます。(拝服茶券5,000円)献茶祭は、約400年前の天正15年の旧暦10月1日に豊臣秀吉公が、千利休・今井宗久らをして催した「北野 大茶湯」の縁によって毎年行われている大茶会で、現在では毎年11月26日に木幡(こはた)・宇治・菟道(とどう)・伏見桃山・小倉・八幡・京都・山城等 の各茶師が春に製造した抹茶の原料になる碾茶(てんちゃ)を茶壷に詰めて奉納(御茶壷奉献祭)し、その口切式の神事を行ったものを濃茶、薄茶用にひいて用 いる。 なお、この献茶祭は在洛の4家元2宗匠(薮内・表千家・裏千家・武者小路千家・堀内・久田)が輪番で6年目ごとに奉仕、神前にて献茶式を行うそうです。

8日|針供養 虚空蔵法輪寺

虚空蔵さんと親しまれている法輪寺は、芸能・手芸上達の守護神といわれ、全国からお世話になった針が供養を受けるために集まります。甘酒の接待、日本舞踊の奉納などがあります。

13日|祇園 事始め

正月の準備を初め、お世話になった方の所に挨拶に行く風習で、中でも祇園のものがよく知られており、芸子や舞妓が師匠の所に挨拶に行く光景が花街界隈で見られます。 市バス206祇園

13日|北野天満宮 大福梅の授与

疫病が平癒した故事により、採取した梅を6月の土用干しし、梅干しとして裏白とともにこの日より授与されます。(一袋500円) 市バス50北野天満宮前

12月13日から31日|空也かくれ念仏 六波羅蜜寺

平安時代、京に疫病が流行したとき、空也上人が救済を願って始めた踊りです。毎日、16時ごろに約30分間踊りが行われます。 市バス206清水道

師走の名物!大根だきとご利益かぼちゃ供養

各寺々においていろいろな言い伝えがある「大根だき」は、年の瀬の楽しみな年中行事です。冬の盛りに至るこの季節、熱い大根を食すれば、ほのぼのと体が温まり、厄除けを兼ねた京の町の師走の風物詩として多くの参拝者で賑わいます。

日連宗の大根焚き

三宝寺

12月1日から2日 10時から16時

日蓮・日朗・日像各上人の法要や献茶式(2日)があり、日蓮宗独特のご祈祷木剣(1日)で、一年間の罪や汚れを洗い清めます。 中風封じの大根だき700円 ゆず御飯800円
アクセス:JRバス三宝寺※当日は、市バス/JRバス「福王寺」交差点より無料送迎バスが運行されます。

釈尊成道会・大根だき

妙満寺

12月1日 11時から

枯山水の名園「雪の庭」を愛でながらの大根だき。日成道会は、釈迦が悟りを開いたことを喜び、感謝する法要です。(大根だきは正午より限定300食・予定) 500円 拝観料300円 地下鉄国際会館より京都バス40・50

不思議不動院・南瓜大師供養

不思議不動院

12月21日

本尊不動明王はカボチャ大師と呼ばれ、東寺の冬に行うカボチャ供養は、中風避けや、ボケ封じにご利益があるといわれています。 500円 市バス50立命館大学前

矢田寺・かぼちゃ供養

不思議不動院

12月23日(日・祝)

大和国矢田金剛寺別院で、回向されたかぼちゃが本殿前に供えられ、お墓参りの人々は、それをさすり、中風除けをはじめ者病退散を願います。参拝者はかぼちゃ焚きの無料接待(先着1000名様)が受けられます。 市バス205河原町三条

終い縁日

しまい大国祭

地主神社

12月2日

結縁祈願が行われ、1年の無病息災を感謝し、新年の干支の絵馬が授与されます。(1毎500円)(清水寺入山料300円が必要) 市バス206清水道

終い金比羅

安井金比羅宮

12月10日

この日から初金毘羅の1月10日まで縁起物の「稲宝来」が社頭で参詣者に授与されます。(有料)。 市バス206東山安井

終い弘法

東寺

12月21日

21日は弘法大師の月命日です。一年の最後の縁日は、縁起物から植木、骨董品まで、多数の露店が並び、多くの人々で賑わいを見せます。 近鉄京都線東寺駅

終い天神

北野天満宮

12月25日

祭神の菅原道真が生まれ、流され、亡くなった日がいずれも25日だと言われ縁日が開かれます。12月は早朝から社頭に多くの露店が並び、終日賑わいます。 市バス50北野天満宮前

納め甲子祭

松ヶ崎大黒天

12月29日

都七福神で知られる大黒さん。60日に1回の甲子の日には、祈祷、ご幣が授けられます。 地下鉄烏丸松ヶ崎駅
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※振る舞われるもののうち、無料と断ったものには数に限りがあります。またそれ以外は授与料等が必要です。

赤穂義士ゆかりの社寺

瑞光院

長矩の墓に四十七士の遺髪

浅野内匠頭長矩の婦人瑶泉院との深い縁故のお寺です。長矩公の切腹の後、供養塔が建てられ、大石ら切腹の後は、当時の住職が江戸時代に下り、四十七士の遺髪をもらい受け寺内に葬りました。

花山稲荷神社

大石良雄ゆかりの血判石

大石良雄が山科に隠棲していたとき、崇敬すること篤くゆかりの血判石などが残されています。 JR山科駅より京阪バス花山稲荷

<h4大石神社>

大石良雄を祀る

祭神が大石良雄で神社の界隈が隠棲の地であり、手紙、掛軸、安政2年に描かれた四十七士の屏風、隠棲宅の欄間などが残されており、宝物殿で鑑賞でします。

西方寺

小野寺十内の墓

小野寺一族の墓があります。小野寺十内、小野寺幸右衛門、岡野金右衛門、大高源五の墓は十内の妻、丹女が立てたものです。普段は非公開ですが、12月14日のみ義士法要のため、午前中公開されます。

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